こんにちは、柔道整復師の柘植智行です。
今日は、腰の痛みについて書きます。
腰の痛みの原因は、炎症によるもの、外傷によるもの、神経によるもの、病気によるものなど様々です。
多くみられるものに急性の腰痛症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などがあります。
急性腰痛症
急性腰痛症とは、なんらかの原因で急に強い腰の痛みがおこる腰痛のことをいいます。
重い物を持ち上げた時、朝起き上がる時、スポーツの時原因は様々です。
痛みの原因は、関節や軟骨に負荷がかかり筋肉、靱帯、軟部組織の損傷が多いとされています。
下肢のしびれや痛みがある場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの可能性もあります。
腰痛の予防
・草取りなど長時間中腰の
姿勢や前かがみの作業は控える。
・長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしの同一姿勢での作業は控える。
・物を持ち上げる際膝を曲げる。
・ヒールが高い靴はひかえる。
・定期的な運動
(ウォーキング、ストレッチ)
・ストレスを溜めない。
・タバコは控える。
・骨粗鬆症にならないよう食事を気をつける。
・日光浴
椎間板ヘルニア
腰の痛みで多いものとして腰椎椎間板ヘルニアがあります。
腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割の椎間板が変性し組織の一部がとびだします。
そのとびだした組織の一部が付近の神経を圧迫して腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。
原因
◯加齢によるもの
◯遺伝要因
元々の体型や骨の形など
◯環境要因
・重い物を持つなどの繰り返しの動作が多い。
治療
◯保存療法
・神経ブロック
痛みを和らげる注射
・薬物療法
鎮痛薬や筋弛緩薬
・理学療法
痛みがやわらいでから筋力トレーニングなど
◎手術療法
◯背中を切開してヘルニアを切除する方法
◯骨を金属で固定する。
痛みが強い場合ヘルニアを切除するとともにおこなう。
◯背中を切開しないでヘルニアを切除する
レーザーを使用する。
椎間板ヘルニアで日常生活の注意点
◯長時間同じ姿勢をとらない。(立ちっぱなし、座りっぱなしなど)
◯座り方
・床に座る場合、あぐらは、正座や横座りに比べて腰に負担が掛かる。
・椅子に座る場合、椅子の高さに気を付ける。(椅子が高すぎると腰に負担がかかる。)
・車の運転の座席は、倒しすぎない。深く腰かけて背中をシートに密着させる。(長時間の運転は避ける。)
◯家事
・掃除機や台所仕事など前かがみの姿勢になりやすいため、できる限り上半身を起こした状態で行う。
◯荷物を持つ動作
・重い荷物を持ち上げる動作は、腰を落として荷物をひきよせる。
・荷物の移動の際は、中腰やひねりながらはやめましょう。
・高い所から荷物をとる動作などは腰をあまり反らさない。
◯その他
・腹筋や背筋の筋力アップをすることで腰にかかる負担が軽減する。
・ストレッチ
・体重が増えると腰に負担が掛かるので適正体重の維持に心掛ける。
脊柱管狭窄症
◎脊柱管は、脊髄の神経が通るトンネルです。脊柱管狭窄症とは、加齢などで黄色靭帯が分厚くなったり、椎間板ヘルニア、骨の変形などで脊柱管が狭くなって脊柱管が狭窄されると中を通る神経が圧迫されます。
◎症状
◯長い間歩くことができない。(間歇性跛行
かんけつせいはこう)
◯下肢の痛み
◯下肢のしびれ
◯尿の出が悪かったり、尿漏れしたりする。
◎原因
◯加齢
◯労働
◯背骨の病気など
◯先天的に脊柱管が狭い
◯遺伝要因
脊柱管狭窄の予防と治療
◎脊柱管狭窄症の日常生活の注意
◯姿勢を正しく保つこと。
◯腰を真っ直ぐたつと神経を圧迫するので杖歩行やシルバーカー歩行をすると痛みやしびれが和らぐ。
◯自転車をこぐ運動(痛みが出にくい。)
◎治療
◯神経ブロック
◯薬物療法
◯コルセットをつける。
◯手術療法(内視鏡など)
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