上腕骨外側上顆炎について

2022/12/102022/12/22

こんにちは
音川燿佑です。

今日は上腕骨外側上顆炎について書いていきます。

上腕骨外側上顆炎の原因

肘関節の外側（上腕骨外側上顆）部に付着している前腕の筋肉の使いすぎによる筋付着部の炎症が起きて痛みを生じるものです。

上腕骨外側上顆に付着している主に短橈側手根伸筋・長橈側手根伸筋・総指伸筋などの指を伸ばしたり、手首を甲側へ反らす動作時に働く筋肉の使いすぎによって引き起こされます。

テニスのバックハンドでのレシーブや同じラケットスポーツに入るバドミントンや卓球などの競技でも多く、他にもパソコン作業で指の曲げ伸ばしが多い方や飲食店などで雑巾絞りが多い方にも誘発されます。

上腕骨外側上顆炎に対するストレッチ

1.胸の前で手の甲を上にして腕を伸ばします。次にその状態から手の甲を手前に押します。
手首から肘の間の筋肉が伸びていることを感じてください。

2.胸の前で手の平を上にして腕を伸ばします。次にその状態から手の平を手前に押します。

手の平から肘の内側の筋肉が伸びていることを感じてください。

これらが自分で出来る簡単なストレッチになります。
治療院で治療をするのも大事ではありますが、自宅でのケアが1番大事です。

上腕骨外側上顆炎の検査法

トムゼンテスト

1.肘を伸ばした状態で患者さんは手首を反らした状態にします。
2.検者は反らした手を元に戻す方向へ抵抗を加えます
※肘の外側に痛みが出れば陽性

チェアーテスト

1.手の甲を上にして肘を伸ばした状態で患者さんに椅子を持ち上げてもらいます。
※肘の外側に痛みが出れば陽性

中指伸展テスト

1.肘を伸ばした状態で患者さんは指全体も伸ばします
2.検者は伸ばした中指が曲がる方向へ抵抗を加えます
※肘の外側に痛みが出れば陽性

当院の経絡治療、鍼灸治療は

〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。

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