こんにちは!柔道整復師の柘植智行です。
今日は、足の痛みについて書きます。
足の痛みにもいろいろありますが今回は、足関節捻挫について書いていきます。
バレーボールやバスケットボールなどでジャンプの着地、ランニング等で足関節を捻る事があります。
足関節捻挫は、スポーツのなかで最も多いけがの一つです。
足関節捻挫の種類
内反捻挫
・足関節を内側に捻る。
・多くの捻挫が内反捻挫です。
・外側側副靭帯が多く損傷され特に前距腓靭帯が多い。
外反捻挫
・足関節を外側に捻る。
・三角靭帯や脛腓靭帯が多い。
◎捻挫をしたらすぐに治療をしないと痛みの残存や再度の捻挫につながります。
内反捻挫
内反捻挫は、足首を内側に捻る動作で発生し、足関節の外側の組織が引っ張られます。
多くの捻挫は、内反捻挫で足関節の外側側副靭帯の損傷です。
受傷後は患部の痛みや軟部組織の腫れ発赤が出現します。
RISE療法
R Rest 安静
炎症を抑える。
I Ice 冷却
腫れを抑える。
C Compression 圧迫
弾性包帯などで圧迫し腫れ
の軽減をさせる。
E Elevation 挙上
足を高い位置にし、
腫れを軽減させる。
◎適切に治療をすることで早期のスポーツの復帰が出来るようになります。
アキレス腱断裂
足の痛みのアキレス腱の断裂は、スポーツで多く発症します。
バスケットボール、バレーボール、バドミントンのジャンプの着地や剣道などが多く見られます。
30から40代が多い。
男性に多い。
ジャンプ時、踏み込み時など急激な動作時に起こる。
アキレス腱の治療
保存療法と手術療法があります。
◯保存療法
ギプス固定(4〜6週間)
↓
リハビリ
(関節可動域訓練、荷重訓練)
◯手術療法
術後アキレス腱への負担を
軽減させる装具を使う。
↓
リハビリ
(関節可動域訓練、荷重訓練)
アキレス腱断裂は、アキレス腱炎がある方、ステロイドを使用している方は、特に気をつけてください。
肉離れ
肉離れは、筋肉が収縮している時、筋肉に引っ張られる力が加わると発症します。
多くは、スポーツでみられ急に止まったりジャンプの着地など様々な要因でおこります。
肉離れの症状
典型的なものは、ふくらはぎ、大腿部に痛みが生じ通常の歩きは、出来なくなります。
肉離れの治療
◯安静
◯湿布
◯内服薬
◯マッサージやストレッチは、予防にも治療にも良いです。
肉離れの予防
肉離れは、急激な筋肉の収縮時に引っ張られる力が加わった際に起こります。
◎肉離れの予防
◯筋肉に急激な負荷をかけない。
◯筋肉を良いコンディションにしておく。
◯運動前後は、ストレッチをする。
◯風呂でリラックスする。
◯質の良い睡眠をとる。
◯バランスの良い食事をとる。
足底腱膜炎
足底腱膜は、かかとの骨から足の指に広がる強靭な腱膜です。
その腱膜に(圧迫力)(牽引力)がかかりすぎると足底腱膜炎の原因となります。
足底腱膜炎の原因
ランニング
加齢による筋力の低下
足関節が固い
悪い姿勢
肥満
足底腱膜炎の対策
ストレッチや運動
インソール
消炎鎮痛剤
足底腱膜炎は、足底腱膜をほぐすストレッチや足の裏の筋トレを行うことが大切です。
◯足底腱膜のストレッチは、椅子にすわりタオルをまるめて土踏まずでタオルを交互に踏みます。
◯足のアーチを作る筋トレは、椅子座りタオルを広げて足の指でタオルをたぐり寄せる。
◯椅子の背を持ち踵上げる。
当院の経絡治療、鍼灸治療は
〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。
筋膜リリース (グラストンテクニック)
GTJグラストンテクニックジャパン認定者2名在籍
国内でもグラストンテクニックを受けられる数少ない治療院です。
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