こんにちは加藤佳樹です。
今日は五十肩について書きます。
五十肩とは
肩を回したり、重い物を持ち上げる時に肩の関節に痛みを感じる時がありますよね。
こういう痛みは五十肩かもしれません。
身近な人がなっていたりする場合が多く、比較的に誰でもなり易い疾患といえます。
五十肩の名称は俗称で正式には肩関節周囲炎と呼ばれます。
酷くなると洗髪やドアの開閉行為位でも痛みが発生したりします。
なかには肩の痛みで不眠になるケースがあり生活に支障がでる場合があります。
初期は、ほっといても痛みが無くなる場合がありますが慢性になると肩の痛みが長期的に続きます。
五十肩と類似疾患
五十肩のように肩周辺の痛みはありますが、五十肩とは違う疾患もあります。
肩こりは間違いやすい疾患で、頸部や肩上部にこわばりや痛みが起こり、
血行不良が主な原因となります。
石灰性腱炎という疾患も五十肩と似ていて、
肩の筋肉などに血液の中のカルシウムが結晶となり定着する疾患で
肩が動かせない程、痛みがでる場合があります。
狭心症などの心疾患でも肩関節部に痛みが生じる時があり、
一時的な痛みで終わる事が多いです。
肩の周囲にある腱板部が高負荷で切れてしまう肩腱板断裂も
肩周囲に痛みが生じ利き手側に痛みがでる場合が多いです。
五十肩の原因
五十肩の原因は肩関節を造る軟骨や靭帯の劣化により、
肩関節周囲の筋肉などの組織の炎症によるものです。
劣化が起こる原因は運動不足により肩関節を動かす機会が減り
筋力、柔軟性低下によるものがあります。
姿勢が悪く肩関節に負担をかけている体勢になっている事も原因になります。
加齢により筋肉、靭帯、腱などの老化により
脆く、傷付きやすけなり炎症に至るケースもあります。
また病気によるものもあり甲状腺疾患や脂質関係の病気、
糖尿病なども血管の劣化などで五十肩の原因になる場合があります。
五十肩の症状
五十肩の症状は基本的に痛みと肩が動かしにくくなります。
普通の生活で肩を動かした時に痛みが生じ、
腕を上げた時や後ろに回した時などで痛みがでたり
夜の就寝時に肩が痛くなる夜間痛、
進行してくると痛みだけでなく肩関節が動きにくくなります。
肩関節が動かしにくくなると、服を着たり脱いだりが億劫になったり
仕事やスポーツなどでも制限され日常生活に支障が起こる様になります。
五十肩は段階があり、急性期では痛みはでるが肩は動かせる、
慢性期では痛みは減少するが肩が動かせない、
回復期では痛みも動かしにくさも減少してきます。
五十肩と肩コリ
五十肩も肩コリも肩周辺の痛みや疲れを生じる為に間違って捉えられる事があります。
肩コリとは主に肩周辺の血行不良が引き金になり、
血行が悪くなり血液中の老廃物が血管内に蓄積する事により痛みとして感じる様になります。
肩コリは適度な運動や休息などで改善する場合があります。
五十肩は加齢や長時間の肩周辺の運動などで筋肉自体が劣化し、
肩が回せなくなる状態で、肩コリは肩が回せなくなるまではいかなく
肩コリと五十肩はかなり違う症状といえます。
五十肩の対策
五十肩の対策は痛みが強く辛い時は、
患部を冷やしアイシングすると改善する場合があります。
また慢性的に長期に渡り五十肩の痛みが続く時は、
温め血行を良くする事で症状が軽減出来る事があります。
急に痛みだした急性期の時は肩関節を動かし
可動域を広げる運動はあまりしない方がいいです。
慢性期の場合、肩関節を動かし動く範囲まで関節を動かすと効果的です。
またマッサージなどで筋肉を緩和させるのも有効です。
効くツボは腕を上げて肩上部の筋肉に出来る手前の窪みの肩ぐうの指圧、鍼灸は効果的です。
筋膜リリース(グラストンテクニック)
GTJグラストンテクニックジャパン認定者1名在籍
国内でもグラストンテクニックを受けられる数少ない治療院です。
交通事故の治療ならなみよせ鍼灸接骨院へ。
地下鉄名城線、金山総合駅より徒歩5分。
坐骨神経痛、寝違いの治療が得意な名古屋市熱田区のなみよせ鍼灸接骨院です。
名古屋市熱田区以外の北区、中村区、西区からもたくさんの患者様にお越し頂いています。
