こんにちは、柔道整復師の柘植智行です。
今日は、外反拇趾について書きます。
外反拇趾とは
外反拇趾の予防
外反拇趾は、予防や悪化防止が大切です。外反拇趾が悪化すると手術に至ることもあります。
外反拇趾の対策
◯靴を見直す
・ハイヒールやつま先の狭い靴を控える。
◯インソールやパッドを使用する
・痛みの軽減やアーチの低下の予防
・タコを保護して痛みの緩和をする。
◯エクササイズ
・母趾外転筋のトレーニング(足の指でパーに開く)
外反拇趾とハイヒール
7㎝のヒールは、美脚に見えると言われていますが、
ヒールの高さが5〜6㎝以上になると前足部の中央に圧が高くなり足の横アーチが潰れるほうに力が加わってきます。
靴のつま先には、トゥボックスという構造があります。
ハイヒールは、トゥボックスが狭いため足先に滑るような力が加わると足趾や中足骨に負担がかかります。
ハイヒールを履くと横アーチが潰れる力が前足部にかかります。
横アーチが潰れると足部の剛性が低くなり不安定な状態になります。
ハイヒールを履く機会の多い方は、トゥボックスが広い物、ヒールが低い物を選びましょう。
モートン病とハイヒールについて
モートン病は外反拇趾と同様女性に多くみられる疾患です。
モートン病の症状
◯中足趾節関節の周囲の痛み
◯知覚障害
◯しびれ
・足底趾神経が絞扼される事で起きる。(特に第3〜4趾間に最も多い)
女性に多く発症するのは、ハイヒールなどのつま先が窮屈な靴を履く機会が多いことや、
ハイヒールを履くことによりつま先への荷重が増加することがいわれています。
モートン病の治療
◯保存療法
・窮屈な靴を中止
・パッドやインソールを使用する
ハイヒールが膝へ与える影響
ハイヒールを履き続けると膝関節に負担がかかり痛みが出現しトラブルを引き起こす可能性があります。
ハイヒールを履くと正常歩行より膝が曲がる。
↓
膝が伸ばされる時に安定性に働く靭帯が膝の角度が大きいと靭帯が働きづらくなり不安定の状態になる。
(靭帯の制動低下)
↓
膝蓋大腿関節や脛骨大腿関節へ負担がかかる。
ハイヒールを履く事で膝は、不安定になり関節に負担がかかります。
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