こんにちは、鍼灸師の加藤正博です。
今回は体温について、書いていきます。
目次
体温について
私たち(人間)などの恒温動物は外気温が変化しても体温は一定の範囲で保たれています。
身体の様々な機能は一定の温度範囲内で効率良く働くので、体温を一定に保つ仕組みは重要なのです。
核心温度と外殻温度
核心温度とは、深部体温のことです。身体の中心部(頭蓋、胸部、腹部)の温度。
外殻温度とは、皮膚温(体表面)や抹消などの身体の中心部以外の温度のこと。
外気温、環境に影響されやすい。
抹消にいくにつれて低温になっていきます。
体温の変化と調節について
体温の変化
体温は1日の中で変化しています。夜間から早朝には低く、日中は高くなります。
変化はおそよ、0.5〜0.7度ほどです。
これを概日リズムといいます。
女性は月経周期による体温の変化がみられます。
体温の調節
体温は外気温の変化を感じて、熱産性と熱放散をすることによって体温の調節をしている。
これは、視床下部にある体温調節中枢の働きによるものです。
中枢の情報を受け取り、自律神経などの反応により体温の変化に対応しています。
体温調整の反応について
外気温低下時
外気温がある一定以上低下すると、体温の低下を防ごうとする反応がおこる。
① 皮膚血管が収縮するとこによって、皮膚血流量が減少する。結果、皮膚からの放熱を防ぐ。
② ホルモンの働きにより、内臓や骨格筋の代謝が亢進して産熱が高まる。
低体温
核心温度が33℃〜34℃で意識が失われる。
25℃〜30℃では死に至る。
外気温が上昇した際の反応について
外気温上昇時
外気温が上昇すると、皮膚血管拡張と発汗がおこります。
これにより、放熱が促進され体温が上昇しすぎるのを防ぎます。
発汗により身体の水分が失われていきますが、
バゾプレッシン(抗利尿ホルモン)の作用により排尿が抑制され、水分が不足するのを防いでいます。
また、食欲不振や運動量を減らす事によって熱生産を減少させようとします。
体温が43℃を超えるとタンパク質の変性が起こり、生命が危険な状態となります。
当院の経絡治療、鍼灸治療は
〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。
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