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野球肘について

こんにちは、音川燿佑です。

今日は野球肘について書いていきます。

 

目次

野球肘とは

野球肘とはその名の通り野球選手による肘の怪我です。

野球肘は大きく、内側型、外側型、後方型に分かれています。

 

内側型は肘の内側に牽引力が(引っ張る力)がかかる。

外側型は外側に骨と骨が衝突する力が働いて軟骨の損傷などを起こしやすい。

これを離断性骨軟骨炎と言います。

後方型は投球時のボールを最後に押し出す際の力により痛めやすい。

この部位は上腕三頭筋により炎症が起きやすい。

 

 

 

 

野球肘の特徴

野球肘の原因は投球時のコッキング期からボールリリース期にかけて、

肘関節に強い負担がかかることで、成長期に繰り返しボールを投げる事が原因。


特に体の柔軟性が無い選手や、ストレッチ不足の選手は特になりやすい傾向にあります。


また投球フォームの乱れにより、肘の位置が下がる体が開いてしまい、

体幹と腕の位置が離れ過ぎてしまう事により、さらに負担をかけやすいです。


軽症なものから手術をするものもあり、軽症なものは1週間ほどで、

重症なものは半年から1年ほどかかるものもあります。

 

 

 

 

 

離断性骨軟骨炎について

野球肘の外側型は離断性骨軟骨炎とも言われ、最悪の場合手術をしないと治らないものでもあります。


最初はなんとなく痛い、なんとなく違和感があると言った症状から始まり、徐々に痛みが増してきます。

最初は投げるだけ時のみ痛みがあったのが、離断性骨軟骨炎になると、バッティング時にも痛みが出てきます。


力が入らない
握力の低下を感じる
肘の腫れ
肘の熱感
肘の曲げ伸ばしができない

など様々な症状が出てきます。


手術の場合には復帰までに半月以上から一年はかかり、

膝の軟骨を肘に移植するなどといった方法などで行なっていきます。

 

 

 

 

 

 

野球肘に対するストレッチと治療

野球肘に対する治療としては、手術をしない程度の場合、

原因となっている周辺の筋肉に対して、手技によってアプローチしていきます。


次に痛みにより、投球フォームのズレ、感覚の違いが起きるため、関節の位置異常が起きやすい。

そのため、どこに位置異常があるか確認し、関節の補正をしていきます。

さらに関節可動域を確認し、拡大させるため、痛みが減少してきた場合に、ストレッチをかけていきます。


そして、上半身のみではなく、下半身に対してストレッチをしていきながら、

体重移動の仕方、股関節の使い方などをメインに指導していきます。

 

 

 

 

 

野球肘に対するストレッチ

野球肘に対するストレッチを今日は一つお伝えしていきます。


野球肘になりやすい人として肩甲骨をうまく使えず、前腕の筋肉、上腕の筋肉のみで投球する人が多い。


そのため、前腕、上腕の筋肉の使いすぎにより、疲労感が出る。
そのまま限界まで使い続け、痛めるとゆうパターンが多い。


そのためまずは、痛める前のストレッチをお伝えします。


肩甲骨のストレッチ

両手を腰の後ろへ持っていき、手のひら同士を合わせていただきますの形をとる。

手のひらは合わせたまま、肘をお腹方向へ持っていく。


そうすると肩甲骨の後ろ辺りが伸びるのが確認できると思います。

それが1番簡単な肩甲骨のストレッチです。


まずはこれをやってみてください。

また治療院ではストレッチのみのメニューもありますのでご気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

前腕のストレッチ

手のひら側の前腕の筋肉は手首又は手のひらから全て肘の内側の骨につきます。

そのため手首が痛い場合などもこの前腕のストレッチは効果あります。


正座の姿勢を取り、両手のひらを床につけます。

そこから肘は完全に伸び切った姿勢にします。

そうすると前腕の前側が伸びているのが確認できると思います。

そうすると肘の負担も減り、怪我を防ぐ確率も高まります。


これだけではありませんがこれが特に簡単なストレッチになります。

 

 

 

 

 

野球肘のストレッチ

今日は最後の野球肘のストレッチについてご紹介します。


正座になり、肘を伸ばしたまま手の甲を地面につけます。その状態で20秒を保ちます。

そうすると前腕の背面がストレッチされるのが分かると思います。


次にもう一つ前腕のストレッチをお伝えします。


正座したまま体の前でストレッチしたい方の肘を伸ばしもう片方の手で伸ばす方の手首を持ちます。

その手首を持ったまま手のひらを上に向けるように軽く捻りながらストレッチをしていきます。

そうすると前腕の前側がストレッチされるのが分かると思います。


これらが1番簡単で覚えやすいストレッチになります。

 

 

当院の経絡治療、鍼灸治療は

〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。


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この記事を書いた人

なみよせ鍼灸院の治療スタッフです。それぞれ柔道整復師、はり師、きゅう師などの国家資格を持った有資格者です。

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