こんにちは加藤佳樹です。
今日は痛風について書きます。
痛風とは
中年の人が多くかかり、足などが痛くなるイメージの人が多いと思います。
日本では100年程前まではかなり少なかったですが、近年はかなりの人が痛風になっています。
痛みが突然発症する事が多く、主に足の親指あたりの関節が腫れ激痛になる疾患です。
いきなり発作の様に痛くなる場合が多く痛風発作と呼ばれる事があります。
発作から暫くは激痛が続き、歩行困難になる程です。
三日目位から痛みは収まり始めますが、また痛風発作を繰り返す事が多くあります。
痛風と高尿酸血症
痛風になる前段階として高尿酸血症という病気があります。
体が造りだす尿酸が過剰で増え過ぎている状態です。
体内の尿酸は産生と廃棄により一定量が保たれ、バランスがとれています。
尿酸の産生量が多過ぎる場合や廃棄が少なく、体内に保留したりすると
血液中の尿酸が多くなりバランスが崩れ、高尿酸血症になります。
尿酸は体内の新陳代謝の廃棄物ですが、高尿酸血症になると
関節内に溜まり結晶化した時に免疫細胞が働き炎症させて痛風になる場合があります。
痛風の原因
痛風の原因は尿酸が大きく関わってきます。
尿酸はプリン体という物資が分解されてできます。
プリン体は細胞を造る時の新陳代謝など、
代謝作用により造りだされる物質ですが食べ物からもプリン体を摂取する事ができます。
プリン体を多く含む食べ物はアルコールや高いカロリーを有する食物、
肉や魚などの動物性の食品に含まれ食事によりプリン体を摂取する事になります。
これらの食品を過剰に食べると尿酸が排出しにくくなり痛風のきっかけになります。
また太った人は尿酸排出が悪化する傾向にあり尿酸が溜まりやすく痛風になり易くなります。
痛風の危険要因
痛風を引き起こす危険な要因の一つとして、過食が挙げられます。
必要以上に食べると尿酸値が上昇するきっかけになります。
激しい運動も痛風になる要因で、
多くの汗をかいた時に体内水分が減少して尿酸値が上昇する事があります。
高カロリーのものや、動物性食品などはプリン体が多く含まれていて痛風になり易くなります。
肥満体型も危険要因で、尿酸が過剰に作られたり排出が少なくなる事があり
結果、尿酸値が上がり痛風になり易くなります。
またストレスも尿酸値上昇をまねきます。
痛風の症状
痛風の症状はいろいろなものがありますが、
主な症状として足の親指の付け根の腫れが挙げられます。
暴飲暴食して動物性たんぱく質を過剰に摂った場合、
指の付け根が腫れ、赤くなる場合があり痛みも相当なもので、かなりの激痛を伴います。
部位は指の付け根の他にも足の甲や膝、足関節、手の関節にも症状がでる場合があります。
痛みのでる期間は1~2週間位ですが、一旦治っても再発する事が多く注意が必要です。
男女比率では圧倒的に男性が多く、ホルモンの関係で女性は少なくなってます。
痛風の対策
痛風により足の指が腫れ、激痛は辛いものがありますが
尿酸値が上がると痛風だけでなく様々な合併症を引き起こすきっかけになります。
尿酸値の上昇を放置すると血管の劣化を招く事になります。
尿酸値上昇の放置は高血圧や糖尿病、脂肪異常症などが発症しやすく、
動脈硬化に始まり血管の劣化に至る事になります。
痛風の対策は食事を見直し、魚卵や内蔵などプリン体を多く含む食品の摂取を控えたり
アルコール摂取を抑えビール500mL、ワイン180mL以下位にする。
水分を多く摂り排尿を促す、野菜などアルカリ食品を多く食べるなどです。
効くツボは足の親指の付け根の大都の指圧、鍼灸はいいですよ。
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