こんにちは、柔道整復師の柘植智行です。
今日は、足関節捻挫について書きます。
足関節捻挫について
足関節捻挫は、多くの人が経験している怪我の一つです。
捻挫をしても放っておく人が多く軽視されがちですが足関節は、靭帯損傷なので注意しなければいけません。
適切な治療を行わないと痛みが残ったりスポーツのパフォーマンスが低下、
捻挫を繰り返し起こすなど悪循環に陥ります。
捻挫の多いスポーツ
◯バレーボール
◯バスケットボール
◯サッカー
◯ラグビー
◯野球
・バレーボールの怪我のうち40%は、捻挫とされています。
足関節捻挫の分類
内反捻挫
足部を内側に捻るのが内反捻挫で皆さんがよく見る多くは、このパターンのものです。
内反捻挫で損傷する靭帯は、外側側副靱帯で特に前距腓靭帯が多いです。
外反捻挫
足部を外側に捻るのが外反捻挫でスポーツでは、サッカー等で起きるケースがあります。
外反捻挫で損傷する靭帯は三角靭帯や脛腓靭帯です。
足関節捻挫の約8割は、内反捻挫です。
内反捻挫の多い理由
内反捻挫の多い理由は、関節の構造や関節の可動域、靱帯の強度が関係しています。
関節の構造上、外果より内果のほうが高い位置にあるため
距骨という関節に携わる骨が内側に捻じれやすい。(前距腓靭帯が最も多くみられる)
外反捻挫で損傷する三角靭帯や脛腓靭帯は、外側側副靱帯に比べサイズも大きく強度も強い。
骨の構造や靭帯の強度などにより圧倒的に内反捻挫の割合が多くなります。
スポーツ復帰のポイント
靭帯の修復過程
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