こんにちは、音川燿佑です。
今月は神経について書いていきます。
橈骨神経麻痺について
橈骨神経は、手首や指を反らす運動、肘を伸ばす運動、前腕を回外する運動(親指を外に回す)を支配しています。
又、親指から中指の背側、手背の橈側(親指側)、前腕の背側、上腕の背側と外側の感覚を支配していて、
障害を受けると、上記の運動の障害や、上記の場所にシビレや痛みなどの感覚障害が起こります。
橈骨神経麻痺の原因
原因としては、上腕骨骨折、腫瘍、直接の外傷(切傷や打撲など)、
圧迫、上肢の過度使用による絞扼性神経障害などが挙げられます。
日常生活での起こりうる人の特徴としては
電車での吊り革を使う人
腕枕をする人
筋力トレーニングをする人
横向きで寝る人
などが多く見られます。
梨状筋症候群について
梨状筋症候群とはお尻にある梨状筋という筋肉が硬くなり、
坐骨神経が圧迫されることで起こる、痛みや痺れ(坐骨神経痛)のことを言います。
症状の出る部位はお尻や、ももの裏、ふくらはぎなどに出てきます。
梨状筋症候群の原因
デスクワークなどによる長時間のイスに座りすぎ
長時間の運転
筋力トレーニング
片足への負荷
などです。
梨状筋症候群の治療方法
治療方法としては
体全体の歪みをとり、バランスの調整を行います。
その後、筋肉への手技でのアプローチをし、最後に超音波で筋肉をさらに緩めていきます。
モートン病について
モートン病は、足の指に行く神経が、周辺の筋肉や骨の位置異常により、圧迫されて起こる病気です。
ハイヒールやつま先の細い靴を履くこと、外反母趾などの骨の変形が原因となることが多く、中年以降の女性に多く見られます。
また、ここには、クッション性の役割を担っている滑液包があり、
滑液包に繰り返し負荷がかかることで炎症が発生することもあります。
そして、炎症を起こした滑液包が指周辺の神経を圧迫し痛みが発生します。
治療法としては当院では骨と骨の間周辺に関係する筋肉をマッサージやお灸を使い緩めていき、
足の骨格のズレ、歪みを整体で矯正し神経腫への負担を減らしていきます。
最後に超音波を使って筋肉に対し緩める効果を出していきます。
顔面神経麻痺について
顔面神経麻痺とは、主に顔の筋肉(表情筋)を動かす働きをする顔面神経が、
脳あるいは脳から筋肉までの間で問題が起こる事で生じる疾患です。
顔面神経麻痺になると、味覚異常やめまいを感じる患者がいます。
大きな音に通常より敏感になる場合がある疾患で、
ウイルスが原因の方はヘルペス等を保有していて疲れていたり免疫の低下が原因で発症しやすくなります。
顔面神経麻痺の症状
顔の半分が思うように動かない
目を閉じることができない
唇の端が垂れ下がる
口から水がこぼれる
口笛を吹くことができない
などの症状が出ます。
また、涙が出にくくなる、味覚が悪くなるなどの症状もあわせて出やすいです。
顔面神経麻痺・ベル麻痺は、容貌に関わることなので、
精神的なストレスが非常に大きく、うつに似た症状も起こります。
次回は顔面神経麻痺についてさらに深掘りしていきます。
当院の経絡治療、鍼灸治療は
〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。
筋膜リリース (グラストンテクニック)
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野球肩、坐骨神経痛の治療が得意な名古屋熱田区 のなみよせ鍼灸接骨院です。名古屋の熱田区以外の港区、天白区、南区からもたくさんの患者様にお越し頂いてます。