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脱水症について

こんにちは、鍼灸師の加藤正博です。
今日は脱水症について、書いていきます。
目次

脱水症とは

暑くなる時期、注意しないといけないのは脱水症です。

 

「脱水症」とは、体内の水分が足りない状態のことをいいます。

人間の体の体液量(水分)は体重の約60%です。細胞内液が40%、細胞外液が20%となっています。

60kgの人だと体液量は約36ℓになります。

この体液量とバランスが正常に保たれる事によって、私達の体は正常に機能しています。

人間にとって、水分は非常に大切なんです。

そして、「脱水」になると、自覚症状としては口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどを訴えることが多いです。

さらに、重症化すると手足のふるえ、幻覚、呼吸困難などの症状があらわれます。

脱水の原因は「水分摂取量の減少」もしくは「水分喪失量の増加」、

さらにはこの両方が同時に発生することで起こります。

①水分摂取量の減少とは、、、体調不良などにより飲食量が減少し体内に入ってくる水分量が減少すること。

②水分喪失量の増加とは、、、発汗や下痢、嘔吐、多尿、出血などにより体外へ出ていく水分量が増加すること。

次回は脱水症について、より詳しく説明していきます。

脱水症と高齢者との関係

今回は脱水症と高齢者との関係について書いていきます。

脱水症は誰にでも起こる可能性はありますが、特に注意が必要なのは高齢者です。
脱水症は、身体に必要な水分が不足している状態を指します。
高齢者は、脱水症のリスクが他の年齢層に比べて高いです。

〜原因〜

 

①  水分摂取量の低下
高齢者は嚥下機能の低下や口渇感の低下などにより、水分摂取量が減少することがあります。
また、高齢者は飲み物を取りに行くことが困難な場合もあります。
これにより、十分な水分を摂ることができず、脱水症のリスクが高まります。
②  腎臓の機能低下
高齢になると腎臓の機能が低下し、尿の濃度を調整する能力が低下します。
高齢者の腎臓は、水分バランスを維持するのが難しくなります。
その結果、体内に必要な水分や電解質を留める事ができないため。
③  薬物の影響
高齢者は慢性的な疾患や複数の薬物を使用していることが多いです。
一部の薬物には利尿作用があり、尿の排出を増やすため水分の喪失が増える可能性があります。
今回は、脱水症と小児の関係について書いていきます。

脱水症と小児

小児は成人と比べて、体重に対する水分量が多く水分需要が高いため、脱水症になりやすい傾向があります。
成人は体重の約60%ですが、小児は70〜80%となっています。
また、小児は自己制御が未発達のため、適切な水分補給を行えない事があります。
小児の脱水症の主な原因としては、以下のようなものがあります。

① 下痢と嘔吐

感染症や消化器疾患によって引き起こされることがあります。
下痢や嘔吐によって大量の水分が失われる。

② 高熱

熱中症や発熱によって小児の体内の水分が失われることがあります。
発熱によって汗をかくことで水分が失われるため。

③ 腎機能が未発達

小児は成人と比較して腎機能が未熟であり、尿を薄いままで体外に排泄してしまうため、体液が失われやすくなる。
〜症状〜
尿量の減少、倦怠感、皮膚の乾燥、目のくぼみ、喉の渇きなどがあります。
〜対応〜
すぐにできる対応として、経口補水液の使用が一般的です。
経口補水液とは体内の電解質バランスを保ちながら水分を補給するためのものです。

脱水症の対策について

今回は、脱水症になる前にできる対策について書きます。
〜対策〜

① 十分な水分摂取

脱水症を防ぐためには、十分な水分を摂取することが重要です。
普段から十分な水分を摂るよう心掛けましょう。
特に、運動や暑い環境での活動をする場合は、水分補給を積極的に行う必要があります。

② 適切な飲み物の選択

水分摂取には水だけでなく、適切な電解質を含む飲み物も重要です。
特に激しい運動や長時間の活動をする場合は、スポーツドリンクなどの補給飲料が適しています。

③ 環境の調整

室内の空調や湿度の管理にも注意しましょう。
室内にいても、脱水症になるリスクはあります。
適切な湿度や温度の環境を維持しましょう。

④  症状の早期対応

脱水症の初期症状には、口渇、体のだるさ、尿量の減少、めまいなどがあります。
これらの症状が現れた場合は、すぐに水分を摂るか、補給飲料を飲むなどして対応しましょう。
症状が重篤化する前に早めの対応をすることが重要です。

脱水症になりにくい体作りのツボについて

今回は、脱水症になりにくい体作りにおすすめのツボについて書きます。

「ツボ」とは?

ツボというのは目には見えません。しかし、実在しないわけではありません。
WHO(世界保険機関)にも361個のツボが定められています。
みなさんも、痛いところをさすったり、圧迫することで痛みが軽減した、楽になった経験があると思います。
人間は古くから本能的にこのような事を行なってきました。
そして、その経験が蓄積され、効果が確立されたものが「ツボ」となります。
おすすめのツボをご紹介します。
是非実践してみてください。

① 中脘・中極

中脘•••へそとみぞおちの真ん中あたり
中極•••へその下、指5本分(膀胱のあたり)
脱水症になる一つの原因として水分摂取の減少があります。
食べ物や飲み物を摂取して、上手く吸収し利用するためには、消化器系の働きが大切です。
これらのツボは消化器系の働きを助ける効果があります。

② 太渓

太渓•••内くるぶしとアキレス腱の間
腎臓の働きを助け、水分や電解質のバランスを調節します。
上記のツボを温めたり、優しく手のひらや指で刺激してみて下さい。

当院の経絡治療、鍼灸治療は

〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。

 

筋膜リリース (グラストンテクニック)

GTJグラストンテクニックジャパン認定者2名在籍

国内でもグラストンテクニックを受けられる数少ない治療院です。

 

交通事故の治療、スマホ老眼、鍼治療なら、ぜひなみよせ鍼灸接骨院までお越しください。

 

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野球肩、坐骨神経痛の治療が得意な名古屋熱田区 のなみよせ鍼灸接骨院です。

名古屋の熱田区以外の港区、天白区、南区からもたくさんの患者様にお越し頂いてます。

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この記事を書いた人

なみよせ鍼灸院の治療スタッフです。それぞれ柔道整復師、はり師、きゅう師などの国家資格を持った有資格者です。

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