こんにちは！柔道整復師の柘植智行です。
今日は、胃もたれについて書きます。
◎胃もたれは、胃が上手く働かない症状をいいます。感じかたは、胃が重い、胃が腫れたような感じがするなど千差万別です。
胃もたれの原因
◯暴飲暴食
・脂っこい物を食べ過ぎると消化が追いつかず不快な症状が現れます。
◯感染症
・ウィルスに感染すると胃の機能が低下して不快感が現れます。
◯ピロリ菌の感染
・胃の粘膜に慢性的な炎症がおこり胃の機能が低下して不快感が現れます。
◯自律神経の乱れ
・自律神経の乱れで胃の知覚過敏や胃の機能低下を起こすことがあります。
自律神経の乱れを整えて症状の改善
◯食事
・ゆっくりよく噛んで食べる。
◯運動
・適度の運動とストレッチが効果的です。
◯呼吸
・深呼吸して体内に十分な酸素を取り入れる。
胃もたれの原因となる機能性ディスペプシア
◯機能性ディスペプシアとは、胃もたれや胃の痛みなどの症状があるのにも関わらず、超音波検査や内視鏡検査に異常がみられない病院です。胃の不調の多くは、機能性ディスペプシアといわれて近年増えています。生命に関わる病気ではありませんが日常生活に支障があらわれます。
胃もたれの原因となる自律神経のバランスの乱れ
◯胃の機能を司っているのは、自律神経ですが加齢により衰えてきます。強いストレスがかかると自律神経が乱れて胃の機能が低下したり胃酸の刺激に強く反応する知覚過敏を起こしたりします。
・通常胃に食べ物が入ると上部が広がって食べ物を貯めます。この機能が低下するとすぐにお腹がいっぱいになる早期満腹感が生じます。
・食べ物と胃酸を混ぜ合わせる機能が低下すると消化不良がおこります。
・食べ物を十二指腸に送り込む機能が衰えると消化不良がおこります。
・食べ物が胃の中に長く留まると胃もたれを感じさらに知覚過敏や胃の灼熱痛を起こすこともあります。
胃もたれの治療法
◯胃の運動機能を改善させる薬（アコチアミド）や漢方薬などを飲みます。
◯胃潰瘍などは、胃酸を抑える薬（プロトンポンプ阻害薬を飲みます。
◎自律神経を整えて症状を改善させる。
◯食事は、よく噛んでゆっくり腹八分くらいにし、食後30分くらいは、休憩すると良い。
◯適度の運動を日常生活に取り入れて自律神経の働きを整える。
◯質の良い睡眠をとる事で自律神経を整える。
◎ツボ押しや針治療は、自律神経の働きを整える効果が期待できます。
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