こんにちは加藤佳樹です。
今日は低体温症について書きます。
低体温症とは
体の冷えには、危険な冷え症状もあります。
低体温症はその一つで体の内側や深部にあたる部分が35℃未満になる場合、低体温症といいます。
普段、私たちが体温計で計る体温は体表温度で深部温度より1℃低いとされています。
低体温症が進行すると死に至るケースもでてきます。
体温計測で35℃未満になると低体温症に分類され体の深部やお腹が冷たく感じる様になります。
低体温症の原因
低体温症は雪山での遭難などを想像しますが、実際は家屋の中で起こるケースが多いです。
原因は自律神経の乱れやホルモンバランスの低下、
貧血などがきっかけになる場合が多いです。
また、高齢者や加齢とともに低体温症になる事もあります。
加齢で熱を産生する筋肉の量が減る事や、
基礎代謝の能力が低下して体温が上がり難い環境になります。
また登山などでの長時間の気温低下にさらされると、
筋肉が熱を産生しにくくなり低体温症になる事があります。
低体温症の症状
低体温症の症状は様々で、比較的ゆっくり症状が現れてきます。
初期の段階では体が思いどうりに動かない、
指が素早く動かせない、震えや寒さが常に感じるなどです。
熱を産生させる為に体に震えの症状がみられます。
次の段階では歩行がままならない、足が上手く動かせないので転びやすくなるなどです。
この症状からさらに体温が下がると意識障害が起こり朦朧としてきます。
また歩行不能や呼吸が荒くなり今度は体の震えが減少していきます。
減少すると生存ラインがかなり悪化する事になります。
低体温症と生活習慣
生活習慣を規則正しく行うと低体温症を予防する事ができます。
お風呂は毎日、入る様にします。
シャワーで汚れを落とすだけではなく湯船に浸かるようにして、
40℃位の温度で15分位入ると自律神経が機能向上して体温を上げます。
食事も大切で、三食きちんと摂取し
タンパク質や発酵食品などを摂取すると体温上昇の効果があります。
適度な運動も効果的で筋肉を使う事で筋肉を太くし熱を産生させる事ができます。
簡単な運動で十分でウオーキングなどでも効果がでます。
低体温症と冷え症
体が冷える感覚になる場合、冷え症によるものが多く低体温症とは異なります。
低体温症は体の深部が原因となる症状で、
冷え症は主に手足の末端部分の冷える感覚が冷え症といえます。
体温計で計る場合、35℃以下を示せば低体温症の場合が多く、冷え症では体温計は変化しません。
低体温症は自覚症状がほとんど無く気が付いたら体調不良になります。
冷え症は手足が冷たく辛いなどの自覚症状があり、自律神経の不調が原因として多いです。
筋肉の量やストレスも関係し、熱をつくる筋肉の量が少ない女性は冷え症が多いといえます。
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