こんにちは、柔道整復師の柘植智行です。
今日は、手の痛みについて書きます。
手の痛みとは
主な手の痛みがでる病気
ドケルバン病について
腱鞘炎とは、骨と筋肉をつないでいる。
腱と腱を包んでいる腱鞘が擦れて、炎症が起こる病気です。
腱鞘炎になると、指の付け根などが痛くなったり腫れたりします。
スマートフォンやパソコンなどで親指を長時間使い手を酷使すると
ドケルバン病といった腱鞘炎や指の曲げ伸ばしで引っかかるばね指などがあり、
手首をよく使う職業の人や子育て中の人に多くみられます。
ドケルバン病の症状
手関節の母指側にある腱鞘とそこを通る腱が擦れて炎症が起き、腫れや痛みが生じます。
親指を広げたり動かしたりすると強い痛みが走ります。
◎原因
・妊娠出産期の女性や更年期の女性に多くみられます。(ホルモンバランスが崩れる。)
・手の使いすぎやスポーツで指を使う人に多い。
ドケルバン病の予防と治療
◎ドケルバン病の予防
長時間のスマートフォンやパソコンを控える。
楽器の演奏やスポーツで親指や手首を使う動作が多い時は、適度に休憩をとる。(1時間毎に10分程度)
◎治療
◯軽度の場合は、保存療法です。
・サポーターやシーネで安静を保つ。
・前腕のストレッチ
・回復期は動きをだすストレッチを行う。
・温熱療法
ばね指について
ばね指は、指の付け根の屈筋腱と腱鞘の間に炎症が起こり、
指を曲げる際にスムーズに動かなかったり、引っかかったり痛みが出たりする病気です。
ばね指の原因
ばね指の症状
◯指の付け根に痛みがある
◯指を曲げ伸ばそうとした際バネのように弾く感じがある
◯朝、痛みが強い
◯朝、指のこわばりがある
ばね指の治療
◯指の可動域の改善と痛みの除去をする
◯ストレッチや筋力トレーニングを行う。
◯温熱療法
◯マッサージ
手根管症候群とは
手根管とは手首にある骨と靭帯からなるトンネルで屈筋腱と正中神経が通っています。
この正中神経が圧迫されると手根管症候群になる確率が高くなります。
手根管症候群の症状
◯初期
・示指 中指のしびれ
◯症状が進行すると
・母指、環指の母指側の半分がしびれる。
◯手を振ったりするとしびれがおさまる。
◯母指と示指のきれいなokサインが出来なくなる。(細かい物がつまめない)
手根管症候群の原因
◯妊娠出産期や更年期の女性に多いのが特徴で特発性のものが多く原因不明とされている。
(女性ホルモンの乱れ)
◯骨折
◯仕事で手の使い過ぎ
◯透析をしている方
◯腫瘍
手根管症候群のリハビリ
◯安静を保つために装具などの固定
◯運動療法
◯ストレッチ
◎日常生活の注意
◯手首を、酷使しない。
◯重い物は、持つ時は、両手で持つ。
◯パソコン作業の際リストレストなどを使う。
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