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膝の痛みについて

こんにちは、柔道整復師の柘植智行です。
今日は、膝の痛みについて書いていきます。
膝の痛みは、加齢や運動、日常動作により生じやすく、多くの方が悩まされる症状です。
目次

膝に痛みの主な原因

使い過ぎ

階段の上り下り、長時間の歩行、スポーツなどで膝関節に負担がかかり、
炎症や痛みが生じる(膝蓋靱帯炎、腸脛靱帯炎など)

怪我

打撲、捻挫、半月板損傷、前十字靱帯損傷、骨折など

病気

・変形性膝関節症
・関節リウマチ
・痛風
・滑液包炎
・関節内の腫瘍や感染症

ランナー膝について

腸脛靱帯炎は、太ももの外側を走る腸脛靱帯が膝の外側の骨とこすれて炎症を起こすスポーツ障害です。

 

長距離ランナーやサイクリストに多く見られるため、「ランナー膝」とも呼ばれます。



 

ランナー膝の主な原因

 

•   ランニングや自転車などの繰り返し動作による摩擦

 

•   硬い路面での走行や、傾斜のある道での走行

 

•   大腿筋膜張筋や臀筋の柔軟性不足

 

•   体のバランスの乱れ(骨盤や股関節の歪み)

 

•   シューズが合っていない、フォームの問題

 

 

 

ランナー膝の主な症状 

 

•   膝の外側(骨の出っ張り付近)の鋭い痛み

 

•   走り始めや走行中、特に下り坂での痛み

 

•   膝の屈伸で引っかかるような違和感

 

•   初期は運動中のみ痛むが、進行すると日常動作でも痛むようになる

 

 

 

ランナー膝の対処法・治療

 

•   ランニングの休止や距離 

 

• 頻度の調整

 

•   アイシングによる炎症の緩和

 

•   ストレッチ(特に大腿筋膜張筋、臀部、腸脛靱帯のリリース)

 

•   フォームの見直し(姿勢や足の運び)

 

•   筋力バランスを整えるトレーニング(中臀筋や体幹)

 

•   インソールやサポーターの使用

 

•   痛みが強い場合は整形外科での診断・物理療法を受ける

ジャンパー膝について

膝蓋靱帯炎は、膝のお皿(膝蓋骨)とすねの骨(脛骨)をつなぐ
膝蓋靱帯に炎症が起こるスポーツ障害の一つです。
ジャンプやダッシュ動作が多いスポーツ(バスケットボール、バレーボールなど)をする人に多く、
「ジャンパー膝」とも呼ばれます。

ジャンパー膝の主な原因

•   ジャンプの着地や急な方向転換による膝への繰り返しの負担
•   太ももの筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性不足や筋力不足
•   ストレッチ不足やウォーミングアップ不足
•   成長期における筋肉と骨のバランスの乱れ

ジャンパー膝の主な症状

•   膝のお皿のすぐ下(膝蓋靱帯の付け根)に痛みが出る
•   運動時やジャンプ時に痛むが、初期は休めばおさまる
•   進行すると運動後も痛みが続くようになる
•   膝を押すと痛みが強まる

ジャンパー膝の対処法・治療

•   運動量の調整や一時的な運動の中止
•   太ももの前側(大腿四頭筋)と後側(ハムストリングス)のストレッチ
•   アイシングで炎症を抑える
•   膝周囲の筋力トレーニング(特に大腿四頭筋)
•   膝に負担のかからないフォームの習得
•   痛みが強い場合は整形外科を受診し、必要に応じて理学療法や装具を使用

前十字靭帯損傷について

前十字靱帯損傷は、膝の内部にある前十字靱帯(ACL)が部分的または完全に断裂するケガです。

 

前十字靱帯は、膝の前後のぐらつきを防ぐ重要な靱帯で、

スポーツ中のジャンプや急な方向転換などで損傷しやすく、

特にサッカー、バスケットボール、スキーなどの競技者に多く見られます。

 

 

前十字靱帯損傷の主な原因

 

•   ジャンプの着地時に膝を内側にひねる

 

•   急停止・急発進・急な方向転換(カッティング動作)

 

•   他の選手との接触による膝への外力

 

•   過去の膝のケガや筋力バランスの不良

 

•   女性は骨格やホルモンの影響で発症リスクが高い傾向あり

 

 

 

前十字靱帯損傷の主な症状

 

•   「ブチッ」という断裂音や感覚

 

•   直後に強い痛みと膝の腫れ(関節内出血)

 

•   膝に力が入らず、体重をかけられない

 

•   膝の不安定感や「ガクッ」とする感覚

 

•   時間がたつと痛みは軽減するが、運動時に不安定になる

 

 

前十字靱帯損傷の対処法・治療

 

損傷の程度や活動レベルによって治療法が変わります。

 

•   RICE処置(安静・アイシング・圧迫・挙上)で初期対応

 

•   装具や松葉杖による安静保持

 

•   筋力トレーニング・バランストレーニングによる保存療法

 

•   膝の安定性が回復しない場合は
 → 前十字靱帯再建術(自分の腱などを使って再建)

 

•   術後は数ヶ月にわたるリハビリが必要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

半月板損傷について

半月板損傷は、膝関節内にある半月板(軟骨組織)が損傷するケガです。

半月板は膝のクッションと安定性を保つ重要な組織で、

激しいスポーツや加齢による変性で傷つきやすくなります。

若年層から中高年まで幅広い年齢層に発症します。

 

 

半月板損傷の主な原因

 

•   スポーツ中の急な方向転換やジャンプの着地

•   膝を強くひねる(例:サッカー、バスケットボール、スキー)

•   階段や段差での踏み外し

•   加齢による半月板の変性・脆弱化

•   過去の膝のけがの影響

 

 

半月板損傷の主な症状 

 

•   膝の痛み(特に曲げ伸ばしで痛む)

•   膝に引っかかり感、ロッキング(動かなくなる)

•   膝の腫れや水がたまる

•   膝が不安定に感じる、体重をかけにくい

•   階段の昇降や正座が困難になる

 

 

半月板損傷の対処法・治療

 

損傷の程度により治療法が異なります。

•   安静・アイシング・圧迫・挙上(RICE処置)

•   消炎鎮痛薬の使用

•   膝周囲の筋力強化(特に大腿四頭筋)

•   物理療法(電気治療・温熱療法など)

•   関節鏡による手術(損傷部の切除または縫合)

•   変性が原因の場合は保存療法が中心になることも多い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膝関節捻挫について

膝関節捻挫は膝の関節をひねったり、無理な力が加わることで

靱帯や関節周囲の組織が損傷するケガです。

 

軽度なものから靱帯の一部断裂を伴う中等度・重度のものまであり、

スポーツや転倒などの日常動作でも起こる一般的な外傷です。

 

 

膝関節捻挫の主な原因

 

•   スポーツ中のジャンプ着地や急な方向転換

•   階段や段差での踏み外し

•   転倒や膝への直接的な衝撃

•   交通事故などによる外傷

•   筋力不足や準備運動不足もリスク要因

 

 

膝関節捻挫の主な症状

 

•   膝の痛み(特に動かしたとき)

•   腫れや熱感、内出血がみられることも

•   膝に不安定感がある、力が入らない

•   関節可動域(曲げ伸ばし)の制限

•   体重をかけると痛む、歩行困難な場合もある

 

 

膝関節捻挫の対処法・治療

 

損傷の程度(Ⅰ〜Ⅲ度)に応じた治療が必要です。

•   RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)で早期対応

•   必要に応じて装具やテーピングで固定

•   炎症が落ち着いた後にリハビリ(ストレッチや筋力強化)

•   重度の場合、MRIでの検査と整形外科での評価が必要

•   靱帯損傷を伴う場合は手術が検討されることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

変形性膝関節症について

変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで関節に炎症や変形が生じ、

痛みや動きの制限が起こる慢性疾患です。

中高年の女性に多くみられますが、男女問わず発症します。

 

 

変形性膝関節症の主な原因

 

•   加齢による軟骨のすり減り

•   肥満による膝への過剰な負担

•   O脚などの骨格のゆがみ

•   過去の膝のけがや手術の影響

•   遺伝的要因や生活習慣も関与すると言われています

 

 

変形性膝関節症の主な症状

 

•   立ち上がり・歩き始めの膝の痛み

•   階段の上り下りがつらい

•   膝のこわばりや腫れ

•   正座や深くしゃがむことができない

•   進行すると膝が変形してO脚になる

 

 

変形性膝関節症の対処法・治療

 

症状の進行度に応じて、次のような治療が行われます

•   運動療法(筋力トレーニング、ストレッチ)

•   体重管理

•   鎮痛薬や湿布の使用

•   ヒアルロン酸注射

•   装具の使用(サポーターやインソール)

•   重症化した場合は手術(人工関節置換術など)

 

 

 

当院の経絡治療、鍼灸治療は
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この記事を書いた人

柘植智行のアバター 柘植智行 施術スタッフ

柔道整復師の国家資格者。
愛知郡東郷町出身。趣味はズンバ。

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