肩関節周囲炎について

こんにちは、柔道整復師の柘植智行です。

今日は、肩関節周囲炎について書きます。

 

肩関節周囲炎とは

肩関節周囲炎は、40代から50代に多くみられます。

肩関節の周りの骨、軟骨、靭帯などの老化により肩関節の周りが炎症を起こし

痛みや可動域制限をもたらすとされています。

 

肩関節周囲炎の症状

急性期

慢性期

回復期

 

 

 

 

 

 

 

 

肩関節周囲炎のサイクル

 

急性期の症状のサイクル

 

痛みが強く肩関節が動かすことが出来ない
　　　　　↓
血流がわるくなる（筋肉など）
　　　　　↓
筋肉の柔軟性が低下する
　　　　　↓
痛みが強くなる
　　　　　↓
（痛みが強く肩関節が動かすことが出来ないに続く）

 

慢性期のサイクル

 

肩関節を動かす。
　　　　↓
筋肉など血流が改善される
　　　　↓
筋肉などの柔軟性が改善される
　　　　↓
痛みが減り肩関節が動かしやすくなる。
　　　　↓
（肩関節を動かすに続く）

 

 

 

 

 

 

肩関節周囲炎の予防

日常生活の対策

・デスクワークなどで長時間同一姿勢にならないように時折休憩や肩関節を動かすようにする。

・入浴をして肩をあたためる。

・エアコンに直接あたらないように気をつける。

・適度な運動とストレッチを行う。

・規則正しい生活をする。

・バランスの良い食生活をおくる。

・質の良い睡眠をとる。

 

 

 

 

 

 

 

肩関節周囲炎の治療

肩関節周囲炎は、放っておくと症状がひどくなったり、肩関節の可動域が悪くなったりします。

 

急性期　

 

・三角巾やアームスリングなどで安静に保つ

・消炎鎮痛剤や湿布等を使う

 

回復期

 

・温熱療法や運動療法を行う

・ストレッチやマッサージを行う

回復期の早期のリハビリ運動障害や痛みを残さないようにしましょう。

肩関節周囲炎は、症状が改善しても繰り返すことがありますので日常生活の改善、適度な運動を心がけましょう。