こんにちは、安藤大智です。
今日は貧血について書いていきます。
貧血とは
貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンという物質が少なくなった状態です。
ヘモグロビンは血流に乗って酸素をカラダのすみずみまで運ぶ働きをしています。
そのため、ヘモグロビンの量が低下するとカラダの組織に十分な酸素が行き渡らず、
さまざまな不調があらわれるようになります。
貧血の症状
めまい 立ちくらみ 動悸 息切れ 耳鳴り
頭痛 眠気 集中力の低下 顔が青白い
倦怠感 疲れやすい 爪がもろくなる など
鉄欠乏性貧血について
体内の鉄が不足することによって赤血球中に含まれるヘモグロビンの産生が不十分になります。
成人女性の約8%にみられ貧血の中で最も頻度が高い疾患です。
鉄欠乏性貧血の原因
①鉄需要増加 (思春期、妊娠女性、無理なダイエット)
②鉄供給の低下 (鉄の摂取不足、吸収不良)
③鉄喪失 (生理、消化管出血、婦人科疾患)
鉄欠乏性貧血の症状
顔色不良 動悸 めまい 息切れ 疲労感
倦怠感 頭痛 肩こり 口角が切れやすい
爪の変形(爪が反り返る、割れやすい)
巨赤芽球性貧血について
ビタミンB12もしくは葉酸(ビタミンの一種)が不足することで生じる貧血です。
ビタミンB12が不足する原因として、胃の全摘出や小腸疾患、極度の摂食低下(菜食主義など)があります。
ビタミンB12は体内に貯蔵できるため、原因疾患が生じたとしても数年かからないと貧血には至りません。
巨赤芽球性貧血の原因
葉酸欠乏の原因は、偏食やアルコール依存症などによる摂取不足、
消化器疾患による吸収不良、薬剤投与によるものなどがあります。
巨赤芽球性貧血の症状
息切れ 動悸 めまい 疲労感 食欲不振
手足のしびれ 思考力の低下
ハンター舌炎(舌の先が赤く変色して熱や痛み、味覚障害を伴う)
溶血性貧血について
溶血性貧血は貧血の一種で、血管の中を流れる赤血球が破壊されることにより起こります。
これによって貧血に伴う息切れやふらつきの他、
眼球が黄色くなったり(黄疸)、胆石、褐色尿などの症状が出現します。
溶血性貧血の原因
先天性
赤血球の膜を構成しているタンパク質の異常
赤血球の酵素の異常
ヘモグロビンの異常
後天性
抗体によるもの
幹細胞の突然変異
赤血球の破壊
溶血性貧血の症状
息切れ 動悸 めまい 疲労感
ビリルビン値が上昇することにより黄疸、胆石、褐色尿、脾腫、血尿、腰痛などの症状があります。
再生不良性貧血について
再生不良性貧血は血液中の白血球、赤血球、血小板のすべてが減少する疾患です。
この状態を汎血球減少症と呼びます。
再生不良性貧血は難病法で指定された指定難病です。
再生不良性貧血の原因
白血球の働きが何らかの原因で異常をきたし、
自分自身の造血幹細胞を攻撃して壊してしまうことが原因と考えられています。
造血幹細胞から血球をつくることができないため、血球が減少すると考えられています。
再生不良性貧血の症状
貧血による症状
顔面蒼白 息切れ 動悸 めまい 立ちくらみ
疲労感 頭重感 頭痛 微熱
白血球減少による症状
気道感染症や尿路感染症などを併発して発熱が起こる
血小板減少による症状
皮膚や粘膜からの出血傾向
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