こんにちは、鍼灸師の加藤正博です。
今回は感覚について、書いていきます。
目次
感覚とは
身体には様々な環境の変化に、対応できるように
必要な感覚器があります。
体性感覚、味覚、聴覚、視覚、嗅覚、平衡感覚などです。
感覚は大脳皮質の感覚野というところで、受け取ります。
感覚の順応
持続的な刺激は徐々に弱く感じるようになる事です。
ただし、痛覚は順応が起こりにくいです。
痛覚は身体の不調を感じるために重要なためです。
味覚とは
味の基本感覚は、甘い、酸っぱい、にがい、しおからい、うまみです。
辛味は味覚ではなく、痛覚に分類されます。
厳密には味ではないのです。
これらは舌の表面の味蕾で感じられます。味蕾は約7000個あると言われています。
その情報は、顔面神経(舌の前2/3)と舌咽神経(舌の後1/3)を介して脳に伝えられる。
嗅覚とは
嗅覚は鼻腔の天井部の嗅上皮にある、嗅細胞によって感受される。
鼻から空気を吸った時の匂い分子がこの嗅細胞を刺激する。
味覚の役割
身体を有害な物から守るため。
腐った食べ物やガスなどを感知ことです。
逆にアロマなどいい香りはリラックス効果や、食欲を増進させる効果があります。
聴覚とは
聴覚は蝸牛神経を通して、大脳側頭葉の聴覚野におくられる。
聴覚器は外耳、鼓膜、中耳、内耳があります。
これらによって音を感じることができます。
聴覚の仕組み
音が鼓膜を振動させ、中耳、内耳と伝わります。
振動は増幅されて、最終的には聴覚受容器である有毛細胞に伝わります。
聴覚の障害には感音性難聴と伝音性難聴があります。
感音性難聴は内耳や伝導路、伝音性難聴は外耳や中耳の障害です。
平衡感覚とは
身体、頭の向きや位置、回転運動などを感じるものです。
これを、手がかりとして適切な姿勢をとり身体を安定させる役割があります。
内耳の前庭器官で受容されます。
前庭器官は球形嚢、卵形嚢、半規管(三半規管)からなり、内部にある有毛細胞が感覚受容器として、働きます。
この部位に障害が起こると、めまいの原因となります。
視覚とは
目は色、形、明るさなどの情報を感じ取っている。
この情報は視神経を通り、大脳後頭葉にある視覚野に送られる。
視細胞とは
視細胞は光を受容する。
錐体細胞と桿体細胞がある。
錐体細胞は明るい所で、色や形や認識する。
桿体細胞は暗い所で、明暗を認識する。
視力とは
物体の存在や形を認知する能力のこと。
眼科などでランドルト環「C」を用いて測定される。
遠近の調節の仕方
水晶体(レンズ)の厚みを変化させることで調節しています。
毛様体筋によって水晶体の厚みは変化しています。
近くを見る時は水晶体を厚くし、遠くを見る時は薄くしています。
この部位に障害があると近視、遠視、乱視などとなります。
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