こんにちは、音川燿佑です。
今日は小児の怪我について書いていきます。
肘内障とは
小児に多い肘の靱帯の亜脱臼です。
なぜ小児に多いのか?
小児に多い理由は靭帯が大人のように強くなく、さらに周りの支えている筋肉なども弱い。完成していない。
肘内障の原因
親と一緒に手を繋いでいる時に腕を引っ張られることによる事が多い。
横向きで寝る時牽引力がかかる。
肘内障の症状
・急に泣き出す
・腕がだらんと力が入らない様な仕草を見せる
・肘を抱えて訴える
・肘が曲がらない
関節の腫れや、発赤、熱感は見られない。
肘内障の治療は整復して終わることが多いです。
整復方法
肘を直角に曲げ、手のひらを上に向けた状態から橈骨頭を押し込むようにしながら、
ゆっくりと前腕を内側に捻るように回す。
その際、コリッと音が聞ければスムーズに肘の曲げ伸ばしが可能です。
この様な症状が出たらすぐにご連絡下さい。
セーバー病について
踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう 別名:セーバー病もしくはシーバー病)は、
10歳前後の男児に多くみられる病気で、かかとの軽い腫れ、圧痛(押すと痛いこと)、歩行時痛がその症状です。
セーバー病の原因
アキレス腱付着部においてアキレス腱が強く引っ張り過ぎる事で、骨の部分で血流の障害がおきる。
そこで炎症が起きる。
運動量が増えたりする事により、なりやすい。
セーバー病の症状
歩行時の痛み
かかとに赤みが出てくる
かかとに腫れが出てくる、など様々です。
セーバー病の特徴
セーバー病は過度なスポーツなどにより、
かかとにある骨端核部分をふくらはぎの筋肉(アキレス腱)が引っ張ってしまい、かかとに多くの負担が加わる。
さらに足のアライメントに問題があり、
扁平足や外反足、内反足があると構造的にかかとへの負担が増え、
セーバー病(シーバー病)の原因になってしまいます。
セーバー病の治療
当院では手技や、鍼でのアプローチのみではなく、関節可動域の拡大を行い、ストレッチを加えていきます。
さらに動作分析を入れて、どの筋肉が使えないか、固まっているかを確認して、
無駄な動きなどを無くすよう指導していきます。
パンナー病について
パンナー病とは、上腕骨小頭と呼ばれる部分の骨端核の成長軟骨の障害です。
主に、男児の5歳から10歳に発症しやすいと言われています。
パンナー病の症状
症状としては、肘関節の痛みが強く、
動かすと悪化していくと言われており、安静にする事で痛みは軽減されます。
痛みのある部分からその周りに腫れが出てくる事がほとんどで、
その症状は数週間から1ヶ月ほどかかると言われています。
パンナー病の特徴
パンナー病の原因としては不明な事が多いです。
ただ、肘をよく使う人には多い傾向にあり、野球やバレーボールなどのスポーツをしている人に多いです。
パンナー病は肘の骨の部分の、上腕骨小頭への血液供給が障害されるため、一時的に成長が阻害されます。
パンナー病の検査
検査はレントゲンを行い、何度も検査することもあり、MRIでも確認する事もあります。
パンナー病の治療
治療としては、肘関節の曲げ伸ばしが出来ない状態の時は、超音波治療を行います。
また痛みのある部分の周りに対して手技でアプローチをし、負担を抑えていきます。
当院の経絡治療、鍼灸治療は
〜幸せホルモン〜多幸感を与えてくれるオキシトシンの分泌を促し、精神安定物質であるセロトニンの分泌を促進させます。
筋膜リリース (グラストンテクニック)
GTJグラストンテクニックジャパン認定者2名在籍
国内でもグラストンテクニックを受けられる数少ない治療院です。
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野球肩、坐骨神経痛の治療が得意な名古屋熱田区 のなみよせ鍼灸接骨院です。
名古屋の熱田区以外の港区、天白区、南区からもたくさんの患者様にお越し頂いてます。