こんにちは、金子泰士です。
今日は「鍼治療」について書きます。
「鍼治療」とは
鍼を刺す角度や深さは治療の目的に応じて変わります。
基本は皮膚に対して垂直に刺しますが、肺などの臓器を避けて刺すときや薄い部位を狙って刺すときなどは角度を変えて刺します。
体格や体質に応じて鍼を刺す深さも変わります。
特定の位置に鍼が刺されると、だるい、しびれる、重い、といった独特の感覚をおぼえます。
これは、不愉快な痛みではなく、このような鍼治療独特の感覚を「ひびき」あるいは「得気(とっき)」と言います。
ひびきは、鍼の刺激で経絡の気が反応しているときにあらわれます。気がよく動いた場合は、鍼を刺した位置と離れたところにひびきを感じることがあります。
「鍼治療」について①
東洋医学において、鍼の治療目的は「補(ほ)」と「瀉(しゃ)」の大きく二つに分けられます。
補は不足している正気を鍼によって補い、充実させることを指し、瀉は邪気や停滞している気や血を取り去ったり、別の場所に移動させることを指します。
つまり、証をたてて虚していれば補う治療(補法)、実していれば瀉する治療(瀉法)を行います。
刺鍼時の鍼の操作や刺す方向などによって補瀉を使い分けます。
また、五臓を五行相生説にあてはめ、刺激する経穴(ツボ)を選ぶことにより、補瀉を行う方法もあります。
「鍼治療」について②
東洋医学において鍼の治療目的は、不足した正気を補う「補(ほ)」と過度に停滞している気や血などを取り去る「瀉(しゃ)」の大きく二つに分けられることは前回説明しましたが、その補瀉も方法を誤るとかえって悪化させてしまう恐れがあります。
虚しているときに瀉法をすれば過度に不足した状態になり、実しているときに補法をすれば症状が増悪して長引いてしまいます。
そのため、問診や触診などで正確な情報を集めることが、適切な治療を行うために必要となります。
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