地下鉄名城線、金山駅より徒歩5分。寝違え、五十肩の治療が得意な名古屋市熱田区のなみよせ鍼灸接骨院です。
名古屋の熱田区以外の東区、千種区、瑞穂区からもたくさんの患者さんにお越し頂いています。
こんにちは、金子 泰士です。
今日は東洋医学における虚証と実証について書きます。虚は「不足、少ない」状態、実は「余分、多い」状態を意味し、虚実を把握することによって治療の方針が決まります。
虚実は、人が本来もっている体を守る力(正気)と、急激な気候の変化や病原菌など人体に悪影響を及ぼす原因(邪気)のパワーバランスを示します。実証は、正気は衰えていないが、邪気の勢いが強いためにおこる病気です。症状は激しいですが、正気が衰えなければすぐに回復します。風邪による高熱などがこれにあたります。
虚証は、正気が衰えておこる病気です。正気が虚しているため、なかなか回復しづらく、慢性化しやすくなります。正気を補う治療を行います。
体の不調があるとき、どちらの傾向が強いのか考えてみると体調管理もしやすくなると思います。
ちなみに写真は最近はまっている大瀧詠一のアルバムです。
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