こんな症状でお悩みではありませんか?
- ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)、足底筋膜炎、腱鞘炎、使い過ぎによる慢性的な痛み・スポーツ傷害
- 五十肩(肩関節周囲炎)やばね指(弾発指)のような関節の運動制限や痛み
- 慢性的な腰痛や肩こり、痛みやシビレが広範囲に広がる筋筋膜性疼痛(MPS症候群)
- 寝違え、ギックリ腰(急性腰痛)のような急性の痛み
肩が上がらない、膝を曲げられない、痛みやこわ張りがある、関節が硬い…。こうした慢性的な痛みや関節制限の多くが、実は筋膜の異常によるものだということが近年分かってきました。筋膜とは、骨や筋肉、内臓などを包み込んでいる、皮膚の下にある「膜」のことです。
ここ数年、TVや雑誌、書籍などでも、こうした筋膜のねじれを解消する「筋膜リリース」が話題になっています。ですが、痛みの元となっているポイントを的確に見つけ出し、さらに身体の深部にある筋膜の癒着を解消することは、ちょっと学んだだけで出来る代物ではありません。
当院には、筋膜リリースの先駆けとなる「グラストン・テクニック」の認定クリニシャンが複数名在籍しています。このライセンスは、医療系の有資格者で、十分な研修を積んだ人しか取得できないため、全国でわずか400名程度、愛知に限ると数名しかいません。
グラストン・テクニックとは?
1. プロスポーツの世界で普及している、筋膜リリースの世界的な技術
アメリカで20年以上前に開発された、筋膜リリースのパイオニアとなる技術、それがグラストン・テクニックです。プロスポーツの分野で特に普及しており、メジャーリーグのヤンキース(野球)、NBAのレイカーズ(バスケ)、プレミアリーグのアーセナル(サッカー)を始め、160以上の団体で導入されています。中でも23個の金メダルを獲得した水泳界のレジェンド、マイケル・フェルプスが愛用していたことで有名です。
本国アメリカでは、4箇所あるオリンピックセンターすべてに導入されており、38のカレッジや総合大学のカリキュラムとしても採用されているほど、高く評価されています。カイロプラクターだけでなく、アスレチックトレーナーや理学療法士にとって欠かせない技術となっており、世界的には32,000人以上の認定施術者がいると言われています。
2. 身体の深部や古傷のような癒着もリリースできる
深部にある筋膜の癒着や、長い年月が経過した古い傷跡のような瘢痕組織をリリースすることは、従来の手技のみの筋膜リリースでは対応できませんでした。
その点このグラストン・テクニックは、こうした凝り固まっている筋膜の癒着もリリースすることができる、即効性の高い技術です。特許取得の専用器具を使うことで、他の組織と張り付いてしまったり(癒着)、硬くなってしまったり(硬結)している部分をノイズとして的確に見つけ出し、そこを器具でこすり取って、整えていくことができるのです。
イメージとしては、カサカサになってストッキングが破れる原因となっているかかとの荒れを、軽石で擦って滑らかになるよう磨いていくような感じです。
施術の流れ
1. 痛みの元(トリガーポイント)を見つける
筋膜に異常が起き、痛みを感じやすくなっている痛みの元を見極めます。器具を通してゴリゴリした感触が施術者に伝わるため、的確にポイントを見つけ出すことができます。
2. 専用器具で筋膜をリリースする
凝り固まっている癒着を専用の器具でこすってはがし取り、滑らかな動きができるように整えていきます。その結果、筋肉痛のような痛みや内出血(青タン)を伴うこともありますが、これらは2日〜1週間以内に消えます。
3.ストレッチなどを行う
施術後はストレッチや軽い運動、十分な水分補給をすることで、さらに治りが良くなります。
通常は、1週間に1〜2度の施術を、1ヶ月程度行うことで治療終了となります。
そもそも筋膜とは?
人間の体は、「筋膜」と呼ばれる「膜」で、骨や筋肉、内臓、血管、神経などが全て包みこまれています。全身に張り巡らされたこの「膜」が、それぞれの組織を適切な位置に留め、ボディスーツのように人間の身体を形づくっているのです。(鶏肉の胸肉で見られる、白っぽい網のようなものが筋膜です。)
疲労や血行不良、ケガなどをきっかけに、この筋膜が癒着をすると、筋膜に包まれている関節の動く範囲が制限されます。さらに、筋肉の収縮も抑えられて硬くなり、余計に筋膜が癒着しやすくなる、という悪循環に陥りやすくなります。最近の研究では、慢性的な腰痛や肩こり、首の痛みなどの大半が、こうした筋膜由来のものであると言われています。
よく私たちは、寝起きや長時間のデスクワークをした後に、何気なく伸びをしたりストレッチをしたりしますが、これは、長時間の同じ姿勢により癒着し始めていた筋膜を、無意識に剥がして緩めている動作だと考えられます。
実際にあったエピソード
肩を壊してキャッチボールさえできなかったのに、17年ぶりにできるように
小学生の頃から野球を始め、プロを目指して大学野球でもピッチャーとして活躍していたS様のお話です。長年の肩への負担が積み重なり、大学時代についに肩を壊して投げられなくなってしまいました。プロへの道が閉ざされ、社会人になってからも、しばらく野球からは離れていたそうです。
ところがある日、当院でグラストン・テクニックというものがあることを知り、試しに施術を受けられました。すると、1回で肩のひっかかりが取れ、肩が上がるようになったのです。
後日S様から、「お陰様で子どもと、17年ぶりのキャッチボールをすることができました!まさかまたキャッチボールができるようになるなんて、本当に嬉しいです!」と感激のお言葉を頂きました。
写真はイメージですその他の患者様の声と症例報告
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